コクシジオイデス症の末期症状はどのようなものがありますか?
感染が全身に波及し、意識障害や多臓器不全など、命に関わる重篤な症状が現れることがあります。
コクシジオイデス症の末期症状としては、感染が全身に波及し、意識障害や多臓器不全など、命に関わる重篤な症状が現れることがあります。
コクシジオイデス症は、Coccidioides属の真菌(カビ)が原因の感染症で、通常は肺に感染し発熱、咳、倦怠感といった風邪に似た症状を呈します。
しかし、免疫力が低下している方や適切な治療を受けず放置した場合、感染が全身に広がり、播種性コクシジオイデス症に進展することがあります。
末期の状態では、以下のような症状がみられることがあります。
髄膜炎
- 強い頭痛
- 悪心・嘔吐
- 意識障害
- けいれん
中枢神経障害
- 意識混濁
- 精神状態の変化
- 歩行障害
- 昏睡
重度の呼吸不全
心不全やショック状態
- 感染が心臓に波及すると心機能低下をきたすことも
骨や関節への波及
- 背骨や大関節に病変が生じ、強い痛み
- 運動障害
肝不全
眼・皮膚・心臓・腎臓などへの播種
- 失明
- 皮膚潰瘍
- 多臓器不全
これらの症状は、治療が遅れた場合や免疫抑制状態の患者さんで特に重篤化しやすく、生命に関わる可能性が非常に高いため、早期診断と治療が極めて重要です。
末期症状が疑われる場合は、感染症専門医や呼吸器内科、脳神経内科を有する高度医療機関での集中治療が必要になります。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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