情緒不安定

「情緒不安定」は病名ではなく、身体疾患や精神疾患、パーソナリティーや発達の偏りに伴ってみられることがあります。

女性ホルモンの影響で情緒不安定になるのは、思春期から更年期、妊娠出産前後などに影響するため、女性に多い可能性はあります。

情緒不安定になっている原因によって、ほかにどのような症状が現れるかは異なります。普段と違う様子に気づいたら医療機関を受診しましょう。

身体疾患や薬の影響から情緒不安定になることもあります。メンタル不調以外の可能性もありますので医療機関で相談しましょう。

うつや不安、自分を責める、イライラしやすい、怒りっぽい、自分を傷つけるなどが現れることがあります。

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

情緒が安定しているときに比べて、感情を抑えるのが難しい、涙もろくなるなどから、泣いてしまうことがあります。

睡眠や食欲の変化、疲労感など身体の不調などが現れることがあります。

規則正しい生活を心がけ、睡眠を十分にとりましょう。対人関係や仕事上で問題を起こさないように注意しましょう。

原因によって治療は異なります。精神的なものの場合、気分を安定させる効果のある向精神薬やカウンセリングが用いられることがあります。

気分の変化や睡眠や食欲への影響、飲酒量の増加、職場で仕事がうまくいかない、対人関係で問題が起きるなどのことが起きているならば、専門機関で相談することをおすすめします。

身体の調子が悪いことがあるならば、内科や婦人科など症状のある科、メンタル不調であれば精神科・心療内科を受診しましょう。