情緒不安定が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか？

情緒不安定で困っている場合、気分の変化や睡眠や食欲への影響、飲酒量の増加、職場で仕事がうまくいかない、対人関係で問題が起きるなどのことが起きているならば、専門機関で相談することをおすすめします。

気分の変化

• 気分が落ち込む、意欲がわかない、何事も楽しいと思えないなど。

睡眠障害

• 寝つきが悪い、何度も目が覚める、ぐっすり眠った感じがしない、日中の眠気、眠り過ぎるなどの症状がある場合は、精神科・心療内科への受診をおすすめします。

食欲の変化

• 食欲がなく食事量が減る、反対に食べ過ぎる、食べ吐きをするなど。
• 摂食障害の可能性がある場合は、精神科のある総合病院や摂食障害の拠点病院への受診をおすすめします。

アルコールの問題

• 飲酒量が増えた、つい飲み過ぎてしまう、飲んで記憶をなくす、飲酒して対人関係などのトラブルを起こす、という場合は、専門機関への相談をおすすめします。

職場での困りごと

• 朝起きられず遅刻してしまう、集中できない、ミスが増えるなど仕事の効率が落ちるなど、通常通りの仕事ぶりが発揮できていないときは、医療機関への受診や産業保健職への相談をおすすめします。

対人関係

• 情緒不安定が原因で、家族や友人、コミュニティ、職場などで、対人関係の問題が起きている場合は、相談機関への受診をおすすめします。

また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。