クッシング症候群
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/04/05
あなたの症状とクッシング症候群の関連をAIでチェックする
クッシング症候群について「ユビー」でわかること
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クッシング症候群とはどんな病気ですか?
副腎からコルチゾール(ステロイドホルモン)が過剰に分泌された状態です。急に太ったり、血圧や血糖が高くなったりすることもあります。
クッシング症候群の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
クッシング症候群への対処法は?
副腎に腫瘍がある場合は手術が必要です。脳(下垂体)に異常があることもあります。専門医を受診しましょう。
クッシング症候群の専門医がいる近くの病院はありますか?
クッシング症候群の専門医がいる病院を見るクッシング症候群のQ&A
- A.
顔が丸くなる(満月様顔貌)などの特徴的な外見になります。月経異常などが見られることもあります。
解説クッシング症候群では、コルチゾールというホルモンが過剰に分泌されます。これにより起こる症状は、男性と女性で共通しています。
一方、クッシング症候群により過剰に産生されるアルドステロンは、男性ホルモンの一種であるため、女性に男性化徴候が見られることがあります。
具体的には、以下のような症状が現れることがあります。- 月経に不順が起こる
- 手足の多毛化、髪の毛が薄くなる
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る難病情報センター.“クッシング病(下垂体性ACTH分泌亢進症)(指定難病75)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/78,(参照 2024-06-05).
日本内分泌学会.“クッシング症候群”.日本内分泌学会.https://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=31,(参照 2024-06-05).
大月 道夫. Cushing症候群・副腎性subclinical Cushing症候群の診断と治療. 日本内科学会雑誌. 2018, 107, 674-680. - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説クッシング症候群のセルフチェックの項目としては、以下のような症状が挙げられます。
- 手足はやせているのに顔や胴体が太っている
- 太っている
- 生理周期がおかしい
- 皮膚に何らかの異常がある
- 顔が赤くほてっている
- 皮膚にぶつぶつがある
- 顔面のむくみがある
- ニキビがある
- 尿の回数が増えた
- 背中の痛みがある
これらの症状の有無を見ることで、簡単にセルフチェックができます。
なお、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでもセルフチェックができますのでご活用ください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る難病情報センター.“クッシング病(下垂体性ACTH分泌亢進症)(指定難病75)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/78,(参照 2024-06-05).
日本内分泌学会.“クッシング症候群”.日本内分泌学会.https://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=31,(参照 2024-06-05).
大月 道夫. Cushing症候群・副腎性subclinical Cushing症候群の診断と治療. 日本内科学会雑誌. 2018, 107, 674-680. - A.
顔(満月様顔貌)、肩回り(野牛肩)、お腹(中心性肥満)などに脂肪がつき、特徴的な外見になります。
解説クッシング症候群による症状の中でも「初期に出る症状」は、患者さんにより異なりますが、普段との変化に気づきやすい症状はあります。
例えば、- 顔に脂肪がつく「満月様顔貌」
- 体の体幹部分に脂肪がつく「中心性肥満」
- 肩回りに脂肪がつく「野牛型」
などは、鏡を見て比較的気づきやすい症状です。
その他にも、足などの筋力が衰えることによりふらつくことが多くなるといった、日常生活に根差した症状も気づきやすいでしょう。
採血の結果で、高血圧や血糖値高値を頻繁に指摘され、クッシング症候群であることが判明することもあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る難病情報センター.“クッシング病(下垂体性ACTH分泌亢進症)(指定難病75)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/78,(参照 2024-06-05).
日本内分泌学会.“クッシング症候群”.日本内分泌学会.https://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=31,(参照 2024-06-05).
大月 道夫. Cushing症候群・副腎性subclinical Cushing症候群の診断と治療. 日本内科学会雑誌. 2018, 107, 674-680. - A.
顔(満月様顔貌)やお腹(中心性肥満)に脂肪がつくなど、全身でさまざまな症状が見られます。
解説クッシング症候群では、コルチゾールというホルモンが過剰に分泌されます。
コルチゾールは、肝臓で糖を作ったり、筋肉を分解してエネルギーを作ったり、脂肪を分解したりする役割があります。これらの機能が過剰に働くことによって、以下のような症状をきたします。- 高血糖
- 筋肉の萎縮
- 顔や体の体幹部分に脂肪がつく
また、コルチゾールは骨の代謝や抗炎症作用など他にも多くの機能を持つため、上記の他にも、骨粗鬆症、感染しやすくなる、高血圧など、全身にさまざまな症状をきたします。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る難病情報センター.“クッシング病(下垂体性ACTH分泌亢進症)(指定難病75)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/78,(参照 2024-06-05).
日本内分泌学会.“クッシング症候群”.日本内分泌学会.https://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=31,(参照 2024-06-05).
大月 道夫. Cushing症候群・副腎性subclinical Cushing症候群の診断と治療. 日本内科学会雑誌. 2018, 107, 674-680.
クッシング症候群について、医師からのよくある質問
- 手足はやせている一方で、顔や胴体は太っていると感じますか?
- 生理が遅れる、あるいは早まっているということがありますか?
- お腹だけでなく、全体的に太っていると感じていますか?
- 皮ふが薄くなったと感じていますか?
- 皮ふに何らかの異常がありますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科
- 糖尿病内科
- 内分泌・代謝内科