QT延長症候群ではどのような症状がありますか？

現時点ではQT延長症候群は指定難病ではありません。

治療しないと突然死のリスクがありますが、適切な診断と治療で寿命を縮める可能性を減らせます。

循環器専門医に相談し、精密な検査を受けることが重要です。

心電図の数値や症状、遺伝子異常の有無などで総合的に診断されます。

心臓が次の拍動に備える充電時間が通常より長い状態であり、危険な不整脈や失神、突然死を引き起こすこともあります。

特定の運動や音、感情的な興奮を避け、QT延長作用のある薬を避けることが重要です。

ペースメーカや植え込み型除細動器（ICD）などの機器を体内に植え込んだりする治療を検討します。

主にβ（ベータ）遮断薬を内服し、副作用として脈が遅くなることなどがあります。

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

動悸や失神、けいれん、学校健診でのQT延長指摘などがある際には、速やかに医療機関へ相談することが大切です。