溶血性尿毒症症候群の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
食事の調理方法や手洗い、調理器具の衛生管理などが大切です。
溶血性尿毒症候群(HUS)の場合、日常生活で注意すべき点はいくつかあります。
食事
十分に火を通していない肉や、殺菌処理されていない牛乳、チーズ、汚染された水(井戸水など)の摂取を避けることが重要です。これらは腸管出血性大腸菌(O157など)に感染するリスクを高めるためです。
手洗い
食事前やトイレ後、外出から戻った際には、手洗いを徹底することが予防につながります。特に生の肉類を触った後は、他の食材に触れる前に手を洗うことが大切です。
調理器具の衛生管理
生肉を扱った調理器具は適切に洗浄し、他の食材に触れないようにすることが大切です。
脱水予防
HUSにより下痢や血便により脱水状態になりやすいため、十分な水分補給を心がけることが大切です。
定期的な医療機関への受診
HUSは腎機能障害を残すことがあるため、退院後も定期的に医師の診察を受け、必要な検査や治療を続けることが重要です。
これらの日常生活での注意点は、HUSの管理と予防に役立ちます。また、家族に感染者がいる場合は、便座やドアノブ、水洗レバーなどもアルコール消毒することが大切です。
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最終更新日:
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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