溶血性尿毒症症候群(HUS)の名医の探し方を教えてください。
まずはかかりつけの内科や小児科を受診するようにしましょう。
溶血性尿毒症症候群(HUS)は、O-157などの腸管出血性大腸菌の感染などが原因となって、全身に小さな血の塊(血栓)ができることで、血栓のもとである血小板が消費され減少し、出血したり、赤血球が壊されて貧血が進行したり、腎臓をはじめとするさまざまな臓器が傷害され、腎不全、消化管出血や穿孔、神経障害、心不全などの臓器障害が起こる病気です。
治療は対症療法が主で、輸液や輸血、降圧薬(血圧を下げる薬)による治療が行われます。
これらの治療によって状態が改善しない場合には、専門的な医療機関で、人工透析や腎移植が行われる場合もあります。
また非典型HUS(aHUS)は、同様の症状を起こしますが、補体と呼ばれる免疫のタンパク質の異常によって引き起こされ、補体を制御するための適切な治療が必要です。
そのため、まずはかかりつけの内科や小児科を受診し、必要に応じてより専門的な医療機関を紹介してもらうようにしましょう。
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虎の門病院分院 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
(参考文献)
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