家族性高コレステロール血症の黄色腫とはなんですか?
黄色腫は家族性高コレステロール血症の患者さんに見られることがある特徴的な症状です。
黄色腫(おうしょくしゅ)とは、血液中に増えすぎたコレステロールが皮膚や腱(けん)の一部にたまってできる、黄色っぽいコブや盛り上がりのことです。
家族性高コレステロール血症の患者さんによく見られる特徴的な症状のひとつで、特に肘(ひじ)、膝(ひざ)、まぶた、手の甲、アキレス腱などにできやすい傾向があります。
黄色腫がある場合は、血液中のコレステロール値が長い間高い状態であったことを示すサインのひとつと考えられます。痛みやかゆみは伴わないことが多いですが、見た目で気づかれることがあります。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
斯波真理子ほか.“成人家族性高コレステロール血症診療ガイドライン 2022”.日本動脈硬化学会.https://www.j-athero.org/jp/wp-content/uploads/publications/pdf/JAS_FH_GL2022.pdf,(参照 2025-06-09).
日本動脈硬化学会.“動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版 第4章 家族性高コレステロール血症”.日本動脈硬化学会.https://www.j-athero.org/jp/wp-content/uploads/publications/pdf/GL2022_s/04.pdf,(参照 2025-06-09).
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