家族性高コレステロール血症の末期症状はどのようなものがありますか?
末期症状ではありませんが、放置すると心筋梗塞や脳梗塞など、命に関わる重篤な合併症を引き起こします。
家族性高コレステロール血症では、一般的に「末期症状」という言葉はあまり使われません。しかし、治療が不十分だったり、診断が遅れたりして病気が進行すると、重篤な合併症が現れることがあります。
具体的には、動脈硬化が進行することで起こる心筋梗塞や、狭心症といった心臓の病気、脳梗塞といった脳の病気です。これらは命に関わることもあります。
また、足の血管が詰まる閉塞性動脈硬化症により、足の痛みや冷感、歩行困難などが生じることもあります。これらの合併症を防ぐためには、早期からの適切な治療が非常に重要です。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
斯波真理子ほか.“成人家族性高コレステロール血症診療ガイドライン 2022”.日本動脈硬化学会.https://www.j-athero.org/jp/wp-content/uploads/publications/pdf/JAS_FH_GL2022.pdf,(参照 2025-06-09).
日本動脈硬化学会.“動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版 第4章 家族性高コレステロール血症”.日本動脈硬化学会.https://www.j-athero.org/jp/wp-content/uploads/publications/pdf/GL2022_s/04.pdf,(参照 2025-06-09).
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
家族性高コレステロール血症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ