骨軟化症は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
骨軟化症は主にビタミンD製剤・リン製剤・カルシウム製剤で治療します。副作用として消化器症状などがあります。
骨軟化症は主にビタミンD製剤・リン製剤・カルシウム製剤で治療しますが、原因に応じて使い分けます。ビタミンD欠乏性では、カルシウムとビタミンDの補充が基本であり、活性型ビタミンD(カルシトリオール)が使用されます。
副作用としては、皮膚のかゆみ、高リン血症、吐き気・下痢などの消化器症状、めまい、頭痛、関節痛などがあります。低リン血症性では、活性型ビタミンDと経口リン製剤の併用で治療しますが、消化器症状、高カルシウム血症、二次性副甲状腺機能亢進症(リンが増えるとカルシウムとのバランスが崩れ、副甲状腺ホルモンの分泌が刺激される)、腎石灰化などの副作用が見られます。
最近では、FGF23の過剰な分泌を抑える抗体薬ブロスマブが承認されました。注射製剤であり、副作用として、注射部位の痛み、かゆみ、発疹、筋骨格の痛みなどがあります。
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(参考文献)
日本内分泌学会・日本骨代謝学会.“くる病• 骨軟化症の診断マニュアル2015年版”..https://jsbmr.umin.jp/guide/pdf/ricketsmanual2015.pdf,(参照 2025-11-05).
Luis Arboleya et al.“Osteomalacia in Adults: A Practical Insight for Clinicians”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37048797/,(参照 2025-11-05).
.“カルシトリオール”..https://www.kegg.jp/medicus-bin/japicmed?japiccode=00065276,(参照 2025-11-05).
.“ホスリボン”..https://www.kegg.jp/medicus-bin/japicmed?japiccode=00061291,(参照 2025-11-05).
.“クリースビータ”..https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00071730,(参照 2025-11-05).
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医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
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