骨軟化症で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
単純なビタミンDやリン欠乏ではない可能性を考え、原因について再評価します。
骨軟化症で薬が効かない場合は、まず原因の再評価が必要です。特に、FGF23を過剰に分泌する腫瘍がないか、腎尿細管障害(腎臓の一部が障害されて体に必要な栄養が尿に出てしまう)がないかなど、単純な栄養欠乏ではない可能性を考えます。
腫瘍による骨軟化症が疑われる場合は、腫瘍がどこにあるか調べて手術で摘出します。また、遺伝性やFGF23の過剰な分泌による低リン血症性骨軟化症では、従来のリン・ビタミンD併用療法で効果が乏しい場合、FGF23を標的としたブロスマブが有効であるとされています。
骨軟化症について、特に知りたいことは何ですか?
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医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
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