「骨軟化症」とはどのような病気ですか?
骨軟化症は、骨の成分がうまく固まらず骨が軟らかくなる病気です。骨や筋肉の痛み、力の入りにくさ、骨折しやすさが特徴で、カルシウムやビタミンD不足が原因となります。
骨軟化症は、骨の材料である骨基質(骨をつくるたんぱく質の土台)がうまく固まらず、骨が十分に硬くならない病気です。子どもに起こる「くる病」と似ていますが、骨の成長が終わった大人に起こるのが骨軟化症です。
原因はさまざまで、カルシウムやリンなどのミネラル不足、日光不足によるビタミンD欠乏、腎臓の異常や一部の腫瘍がリンを体外に出しすぎること、薬の副作用などがあります。主な症状は、全身の骨や筋肉の痛み、力が入りにくい、骨折しやすいといったもので、進行すると歩行が困難になることもあります。
血液検査では、リンやカルシウムの濃度が低く、骨の酵素であるアルカリホスファターゼが高くなることが多く、レントゲンでは「ルーザー帯」と呼ばれる細い骨折線が見られることがあります。骨軟化症は、原因をきちんと調べ適切な治療を行えば良くなる病気です。
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(参考文献)
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最終更新日:
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
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