糖尿病の場合、朝食はどのような献立がよいですか?
朝食はタンパク質や食物繊維の豊富な食材を使った献立にしましょう。
朝食を抜くと、昼食後の血糖値が上昇しやすくなります。
朝食に高タンパク質で食物繊維の豊富な食品を取り入れることで、食後の血糖上昇を抑え、昼食や夕食後の血糖値も安定しやすくなると報告されています。
さらに、朝食をしっかり摂り、夕食の量を減らすことで、1日を通して食後の血糖上昇が抑えられるとされています。
過剰な糖質制限は推奨できませんが、朝食の炭水化物量を減らすことで、1日の血糖変動が小さくなるという報告もあります。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
Kevin C Maki et al. The Effects of Breakfast Consumption and Composition on Metabolic Wellness with a Focus on Carbohydrate Metabolism. Adv Nutr. 2016, 7, 613S-21S..
Daniela Jakubowicz et al. High-energy breakfast with low-energy dinner decreases overall daily hyperglycaemia in type 2 diabetic patients: a randomised clinical trial. Diabetologia. 2015, 58, 912-919..
Courtney R Chang et al. Restricting carbohydrates at breakfast is sufficient to reduce 24-hour exposure to postprandial hyperglycemia and improve glycemic variability. Am J Clin Nutr. 2019, 109, 1302-1309..
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