視床下部性肥満の場合、主にどのような治療をしますか?
視床下部性肥満の治療は食事・運動などの生活指導が主ですが、薬物療法や減量手術も検討されます。
視床下部性肥満の治療では、生活習慣の改善が基本です。体重増加を抑え、合併症を防ぐことを目的とします。生活指導が最も重要であり、食事療法(カロリー制限)が基本となります。
過食がある場合にはプラダー・ウィリー症候群に準じた「フードセキュリティ(食事時間や量を厳格に管理する方法)」が推奨されています。運動療法も勧められますが、エビデンスは限定的です。
薬物療法では、メトホルミンやGLP-1受容体作動薬、ADHD治療薬などが使われ、体重増加の抑制や症状の一部の改善が報告されていますが、日本における保険適応はありません(GLP-1受容体作動薬は一定の条件を満たす肥満に適応あり)。
重症例では、減量手術(Roux-en-Y胃バイパスやスリーブ状胃切除など)も検討されます。


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医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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