肺動脈性肺高血圧症の「肺動脈」とはなんですか?
心臓から肺に血液を送るための血管を「肺動脈」といいます。
呼吸によって大気中から体内に取り込んだ酸素は、肺で血液に取り込まれて全身をめぐります。このとき血液は心臓から肺に送られ、肺で酸素を受け取ったあとに一旦心臓に戻り、心臓から全身に送り出されます。
心臓から肺に血液を送るための血管を「肺動脈」といいます。肺動脈性肺高血圧症(PAH)は、肺動脈の圧力が異常に高くなる病気です。
これは、肺の中にある細い血管が狭くなったり硬くなったりして、血液が流れにくくなるために起こります。
その結果、心臓は肺に血液を送り出すために一生懸命働かなければならず、肺動脈の圧力が上がります。
京都大学医学部付属病院呼吸器内科 呼吸器内科
山城 春華 監修
(参考文献)
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