副鼻腔炎で痛みがある場合、緩和方法はありますか?
蒸しタオルや加湿器を使用することで痛みを緩和できることがあります。
副鼻腔炎で痛みがある場合、以下のような緩和方法が役立ちます。
これらは症状の緩和を目的としたもので、副鼻腔炎の根本治療には医師の診断と適切な治療が必要です。
蒸しタオルの使用
蒸しタオルを鼻の上に5~10分あてると鼻の中が加湿されることでたまった鼻水が排出されやすくなり、痛みの緩和に繋がります。
加湿器の使用
室内が乾燥していると粘膜が乾燥して痛みが増すため、加湿器で湿度を保つと効果的です。湿度は40~60%に保つと、鼻や喉の粘膜の潤いが保たれ、痛みの軽減につながります。
鼻洗浄(鼻うがい)
生理食塩水で鼻を洗浄すると、鼻腔内の詰まりや膿を取り除くのに役立ちます。専用の鼻洗浄器(ハナクリーンⓇ︎など)を使うと効果的です。鼻腔の通りがよくなることで、圧迫感や痛みが軽減することがあります。
鎮痛薬の使用
市販の鎮痛薬(アセトアミノフェンなど)を使用することで、一時的に痛みや炎症を抑えることができます。ただし、長期間の使用は避け、使用前に医師や薬剤師に相談することが望ましいです。
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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