急性胆管炎ではどのような症状がありますか?
よく見られる症状として典型的なのは、腹痛、黄疸、発熱です。
急性胆管炎では、以下のような症状がみられます。
腹痛
胆管がつまって胆汁がうっ滞(流れが悪くなっていること)すると、みぞおちから右の肋骨の下あたりの腹痛がみられます。
黄疸
胆汁が腸へ流れないと、便の色が薄くなります。胆汁の成分(ビリルビン)が肝臓で血液に吸収され、さらに皮ふや白目などに吸収されて黄色くなります。血液中のビリルビンは腎臓で尿に移行し尿は濃い色になります。
発熱
細菌感染なので高熱が出ることがあります。寒気や震え(悪寒)を伴うこともあります。
ほかにも、食欲低下や吐き気、嘔吐などの症状が出ます。
さらに重症な感染症になると、意識がもうろうとしたり、血圧が下がるショック状態(酸素が全身に十分に行き渡っていない状態)になることもあります。
新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器科
吉岡 藍子 監修
(参考文献)
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