急性胆管炎の食事療法について教えてください。
急性胆管炎は絶食点滴で治療します。
急性胆管炎は食事で悪化するため、絶食と点滴で治療します。これは、食事に含まれる脂肪分が胆嚢を収縮させ、それによって胆管の内圧が上昇し、症状を悪化させる可能性があるためです。
食べることで悪化するため、基本的には入院で、点滴で栄養を補給しながら、抗菌薬の治療を行います。それに加え、胆管の詰まりを改善するために、胆道ドレナージの治療も行います。
炎症が落ち着いたら徐々に食事を再開しますが、はじめは脂肪分をあまり含まない、脂肪制限食から開始し、徐々に通常の食事に近づけていきます。
総胆管結石や胆嚢炎は、特に油ものを食べた直後に起こりやすいため、極端な脂肪制限は必要ありませんが、暴飲暴食や脂っこい食品の過剰摂取は控え、バランスの良い食事を心がけましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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