急性胆管炎はCT検査で分かりますか?
CTでは結石の有無や胆管の拡張を見ることができます。診断は他の検査と併せ総合的に行います。
急性胆管炎を診断する際に、CTの検査は非常に重要です。CT検査では、急性胆管炎の原因になる総胆管結石や胆管腫瘍、膵腫瘍が無いか、または、胆管が詰まることで拡張しているかを判断することができます。
特に造影剤を使ったCT検査は診断するうえで重要です。造影CTでは臓器の血流まで分かるため、腫瘍の有無や、胆管炎によって隣接する肝臓の血流が亢進している様(肝実質の早期濃染像)を確認することができます。
一方で、実際の診断では画像検査だけではなく、血液検査や身体所見(身体の症状)も重要です。実際の診断では、身体所見から胆管炎を疑い、血液検査、CT検査を追加し、急性胆管炎と診断するという順序になるのが一般的です。
CT検査は急性胆管炎そのものの診断に加え、胆管炎の原因を調べる上でも欠かせない検査の一つです。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
急性胆管炎
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです