急性胆管炎
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/03/28
あなたの症状と急性胆管炎の関連をAIでチェックする
急性胆管炎について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
急性胆管炎と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
白目や皮ふが黄色くなっている
- 症状の頻度
- ほぼ毎日同じような症状がある
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
急性胆管炎とはどんな病気ですか?
「急性胆管炎」とは胆道が何らかの原因により詰まって胆汁の流れが滞り、胆汁に感染が生じて発症する病気です。右上腹部痛や悪寒を伴う発熱・黄疸などの症状が見られます。重症ではショックや意識障害が見られることもあります。これらのうちいずれかの症状があれば、早めに消化器内科・外科や一般内科・外科を受診しましょう。
急性胆管炎の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
急性胆管炎への対処法は?
主に内視鏡での専門治療が必要な場合が多いので専門の医療機関への受診をお勧めします。
急性胆管炎の専門医がいる近くの病院はありますか?
急性胆管炎の専門医がいる病院を見る急性胆管炎のQ&A
- A.
臓器不全をきたしているかや、胆道ドレナージを早めに行う必要があるかによって重症度が決定されます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る胆管炎は重症、中等症、軽症に分けられます。
重症
血圧が保てない、意識障害(呼びかけへの反応が悪いなど)が出る、呼吸が浅い、肝臓や腎臓など他の臓器に影響が出ている、などの変化がある場合は重症と判断されます。
中等症
高度な炎症がある、高熱がある、年齢が高い、黄疸の数値が高い、体のタンパク質が減っている、という条件のうちいずれか2つが当てはまる場合に判断されます。
軽症
上記以外の場合は軽症と判断されますが、軽症でも時間が経つと症状がひどくなったり、急変する場合もあるので早めの対処が必要です。
- A.
解答欄のチェック項目や症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えると急性胆管炎が疑わしいかの手掛かりになります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るセルフチェックだけで病気を診断することはできません。
なお、急性胆管炎が疑われるかの判断材料にすることは可能です。以下の症状の有無をご確認ください。特に「意識がもうろうとする、意識がない」「血圧が低い」の症状が見られる場合は、重症な状態が疑われるため、速やかな医療機関への受診をおすすめします。
- A.
右上腹部痛・悪寒・発熱・黄疸・吐き気・意識障害などの症状があれば、急性胆管炎を疑います。
- A.
よく見られる症状として典型的なのは、腹痛、黄疸、発熱です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る急性胆管炎では、以下のような症状がみられます。
腹痛
胆管がつまって胆汁がうっ滞(流れが悪くなっていること)すると、みぞおちから右の肋骨の下あたりの腹痛がみられます。
黄疸
胆汁が腸へ流れないと、便の色が薄くなります。胆汁の成分(ビリルビン)が肝臓で血液に吸収され、さらに皮ふや白目などに吸収されて黄色くなります。血液中のビリルビンは腎臓で尿に移行し尿は濃い色になります。
発熱
細菌感染なので高熱が出ることがあります。寒気や震え(悪寒)を伴うこともあります。
ほかにも、食欲低下や吐き気、嘔吐などの症状が出ます。
さらに重症な感染症になると、意識がもうろうとしたり、血圧が下がるショック状態(酸素が全身に十分に行き渡っていない状態)になることもあります。 - A.
胆石やがんなどで胆管がつまる、あるいは胆管自体が狭くなることで胆汁が流れにくくなることが原因となります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る胆管が詰まる原因は、石、腫瘍(がん)が主なものです。
石は総胆管の途中にある胆のうの中にある胆石が胆嚢から出てきて、胆管に引っかかってしまうことがほとんどです。
腫瘍は胆管がんだけでなく、胆管の周囲にある胆のうや膵臓、あるいは胆管の出口の乳頭と呼ばれる部分、さらに出口付近の十二指腸のがんでも胆管がふさがってしまうことがあります。
十二指腸乳頭では良性の腫瘍でも胆管の出口を狭くしてしまうことがあります。
胆管が狭くなる原因は原発性硬化性胆管炎、IgG4関連胆管炎といった良性の炎症も挙げられます。
上記のように物理的に胆管が詰まる、あるいは狭くなりさらにそこに細菌が入り込み感染することで急性胆管炎が引き起こされます。
監修医師
診療科・専門領域
- 消化器内科