急性胆管炎
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急性胆管炎について「ユビー」でわかること
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急性胆管炎と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
体温が37.5℃以上
- 自覚した時期
- 3週間以上前から
- 症状の程度
- 38℃より高い
白目や皮ふが黄色くなっている
- 症状の頻度
- 初めての症状である
- 自覚した時期
- 1-4週間前から
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
急性胆管炎とはどんな病気ですか?
胆管(胆汁の通り道)が細菌感染により炎症を起こす緊急の病気です。右上腹部の痛み・高熱・黄疸が特徴で、重症化すると敗血症になります。これらの症状があればすぐに受診してください。
急性胆管炎の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
急性胆管炎への対処法は?
主に内視鏡での専門治療が必要な場合が多いので専門の医療機関への受診をお勧めします。
急性胆管炎の専門医がいる近くの病院はありますか?
急性胆管炎の専門医がいる病院を見る急性胆管炎のQ&A
- A.
発熱や腹痛、黄疸などが初期症状として現れることがあります。
解説急性胆管炎では、発熱・腹痛・黄疸(おうだん)といった症状が初期に現れることがあります。ここでは、急性胆管炎の初期症状や原因、重症化した場合のリスクについて解説します。
急性胆管炎の初期症状(Charcot三徴)
急性胆管炎の代表的な初期症状は次の3つで、医学的には「Charcot(シャルコー)三徴」と呼ばれています。
- 発熱:38℃以上の高熱が急に出ることが多く、悪寒やふるえを伴うことがあります
- 腹痛:右上腹部(みぞおちの右側あたり)に強い痛みが生じます
- 黄疸(おうだん):皮膚や白目が黄色くなったり、尿の色が濃くなったりする変化が現れます
ただし、この3つすべてがそろうケースは限定的とされており、発熱や腹痛だけで発症することもあります。そのため、いずれかの症状が見られた場合には注意が必要です。
急性胆管炎の原因
急性胆管炎は、胆管(たんかん:肝臓でつくられた胆汁が十二指腸へ流れる通り道)が胆石や悪性腫瘍(胆管がん・膵頭部がんなど)によってふさがれ、胆汁の流れが滞ることで起こります。胆管内の圧力が上がると、腸の中にいる細菌が胆管に逆流して感染が生じ、急性胆管炎を発症します。原因として最も多いのは胆管結石ですが、良性の胆管狭窄なども原因となることがあります。
急性胆管炎が重症化するとどうなる?
急性胆管炎は、適切な治療が行われないと敗血症(はいけつしょう:細菌が血液中に入り込み全身に炎症が広がる状態)へ進展し、多臓器障害など命に関わる状態に至ることがあります。症状が進行すると、意識が混濁したり、血圧が低下してショック状態になったりすることもあります。
発熱や腹痛に加え、皮膚や白目が黄色くなるなどの症状が見られたときは、早めに医療機関への受診をご検討ください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る高田忠敬ほか. TG18新基準掲載 急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン2018 第3版. 医学図書出版. 2018
日本胆道学会「急性胆管炎」 https://www.tando.gr.jp/qa/qa03/,(参照 2026-08-28).
日本肝胆膵外科学会「急性胆のう炎と急性胆管炎」 https://www.jshbps.jp/modules/public/index.php?content_id=12,(参照 2026-08-28). - A.
確定診断はできませんが、発熱・腹痛・黄疸などの症状から疑うことは可能です。
解説急性胆管炎は、胆管に細菌感染が起きて炎症を生じる病気です。セルフチェックだけで確定診断はできませんが、急性胆管炎を疑うきっかけとなる症状を知っておくことが大切です。
急性胆管炎のセルフチェックの限界
急性胆管炎の確定診断には、血液検査や画像検査など医療機関での専門的な検査が必要です。そのため、自分で症状をチェックすることはあくまで受診を検討する際の目安であり、確定診断の代わりにはなりません。
急性胆管炎を疑う主な症状
急性胆管炎の代表的な症状は、医学的に「Charcot(シャルコー)三徴」と呼ばれる次の3つです。
- 発熱:38〜39℃以上の高熱が出ることが多く、悪寒やふるえを伴うことがあります
- 腹痛:みぞおちの右側や右の肋骨の下あたりに痛みが生じます-
- 黄疸(おうだん):皮膚や白目が黄色くなる、尿の色が濃くなるといった変化が現れます
ただし、3つすべてがそろうケースは多くないとされており、発熱や腹痛だけで発症することもあります。一部の症状でも注意が必要です。
急性胆管炎の重症化サイン
上記の症状に加えて、以下の兆候が見られる場合は重症化が疑われます。
- 意識がもうろうとする、反応が鈍くなる
- 血圧が下がる(ショック状態)
重症の急性胆管炎では、胆管内の細菌が血液に入り込み、敗血症(はいけつしょう:血液を介して全身に感染が広がる状態)や多臓器不全に至ることがあります。急性胆道炎全体では重症例の死亡率が10〜40%に達するとの報告もあります。
急性胆管炎が疑われるときの対応
発熱・腹痛・黄疸のいずれかが見られる場合や、食欲の低下・吐き気を伴う場合は、早めに医療機関への受診をご検討ください。特に意識障害や血圧低下といった重症化サインが疑われるときは、速やかに救急対応が可能な医療機関への受診をご検討ください。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る高田忠敬ほか. TG18新基準掲載 急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン2018 第3版. 医学図書出版. 2018
日本胆道学会「急性胆管炎」 https://www.tando.gr.jp/qa/qa03/,(参照 2026-08-28).
日本肝胆膵外科学会「急性胆のう炎と急性胆管炎」 https://www.jshbps.jp/modules/public/index.php?content_id=12,(参照 2026-08-28).
厚生労働科学研究成果データベース「急性胆道炎の診療ガイドラインの作成、普及に関する研究」 https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/11624,(参照 2026-08-28). - A.
主な症状は、発熱、右上腹部の痛み、黄疸です。重症化すると意識障害や血圧低下がみられることがあります。
解説急性胆管炎で現れる症状と、緊急性が高いサインを解説します。
急性胆管炎の主な症状
急性胆管炎では、発熱、右上腹部やみぞおちの痛み、皮膚や白目が黄色くなる黄疸などが主な症状です。吐き気や嘔吐、強い寒気やふるえを伴うこともあります。黄疸では、尿の色が濃くなる、便の色が薄くなるといった変化が現れることもあります。
ただし、これらの症状がすべてそろうとは限りません。発熱だけ、あるいは腹痛を中心に症状があらわれることもあるため、症状の組み合わせには個人差があります。急性胆管炎で緊急性の高いサイン
重症化すると、意識がぼんやりする、呼びかけへの反応が悪くなる、血圧が下がる、立っていられないほどぐったりするなどの症状がみられることがあります。このような症状がある場合は、重い状態の可能性があるため、救急外来の受診や救急車を呼ぶこともご検討ください。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る高田忠敬ほか. TG18新基準掲載 急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン2018 第3版. 医学図書出版. 2018
一般社団法人日本肝胆膵外科学会「急性胆のう炎と急性胆管炎」https://www.jshbps.jp/modules/public/index.php?content_id=12,(参照 2026-08-28).
日本胆道学会「急性胆管炎」https://www.tando.gr.jp/qa/qa03/,(参照 2026-08-28). - A.
急性胆管炎は、流れが滞った胆汁に細菌が繁殖することで引き起こされます。最も多い原因は、胆管結石です。
解説急性胆管炎は、流れが滞った胆汁に細菌が繁殖することで引き起こされます。最も多い原因は、胆管結石です。
急性胆管炎の原因で最も多い胆管結石
急性胆管炎の原因として最も多いとされるのは、胆管結石です。胆管結石とは、胆汁の成分が固まってできた石が総胆管や肝内胆管の中に詰まった状態を指します。胆管結石が胆汁の流れをせき止めることで、胆管の中に細菌が増殖し、炎症が起こります。
胆管結石以外の原因
胆管結石以外にも、以下のような疾患が胆管を圧迫・閉塞して、急性胆管炎を引き起こすことがあります。
- 悪性腫瘍:胆管がん・乳頭部がん・膵頭部がんなどが胆管を内側や外側から圧迫します
- 良性胆管狭窄:手術後の瘢痕(はんこん)や炎症などにより胆管が狭くなった状態です
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る高田忠敬ほか. TG18新基準掲載 急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン2018 第3版. 医学図書出版. 2018
日本胆道学会「急性胆管炎」 https://www.tando.gr.jp/qa/qa03/,(参照 2026-08-28).
日本肝胆膵外科学会「急性胆のう炎と急性胆管炎」 https://www.jshbps.jp/modules/public/index.php?content_id=12,(参照 2026-08-28). - A.
臓器不全をきたしているかや、胆道ドレナージを早めに行う必要があるかによって重症度が決定されます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る胆管炎は重症、中等症、軽症に分けられます。
重症
血圧が保てない、意識障害(呼びかけへの反応が悪いなど)が出る、呼吸が浅い、肝臓や腎臓など他の臓器に影響が出ている、などの変化がある場合は重症と判断されます。
中等症
高度な炎症がある、高熱がある、年齢が高い、黄疸の数値が高い、体のタンパク質が減っている、という条件のうちいずれか2つが当てはまる場合に判断されます。
軽症
上記以外の場合は軽症と判断されますが、軽症でも時間が経つと症状がひどくなったり、急変する場合もあるので早めの対処が必要です。
監修医師
診療科・専門領域
- 消化器内科
- 内科