急性胆嚢炎
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/03/28
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急性胆嚢炎について「ユビー」でわかること
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急性胆嚢炎と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
お腹の痛みがある
- 症状の出方
- 全く前ぶれもなく、ある瞬間から激しい症状が出現した
急性胆嚢炎とはどんな病気ですか?
急性胆嚢炎のQ&A
- A.
みぞおちの不快感、鈍痛などの初期症状が起こることがあります。
解説胆嚢結石によって胆汁の排出が妨げられると胆嚢が腫れあがり、みぞおちあたりの漠然とした不快感や鈍痛、吐き気などの初期症状が起こることがあります。
炎症がさらに進行すると、胆嚢がある右肋骨の下あたりの激しい痛み、嘔吐、発熱などの症状が起こります。
また、胆嚢結石が原因で起こる一時的な腹痛を「胆石発作」といいますが、胆嚢炎を発症する前に胆石発作を経験することはよくあります。
胆石発作は食後、特に脂っこいものを食べたあとに起こりやすく、胆石発作を繰り返すうちに、痛みが持続的に続く急性胆嚢炎に進展することがあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本胆道学会.“胆石症”.日本胆道学会.https://www.tando.gr.jp/qa/qa01/,(参照 2024-03-07).
日本胆道学会.“急性胆のう炎”.日本胆道学会.https://www.tando.gr.jp/qa/qa02/,(参照 2024-03-07). - A.
最も典型的な症状は、右肋骨の下やみぞおちの痛みです。ほかには吐き気や嘔吐、発熱などの症状があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る急性胆嚢炎の約7~9割では、右肋骨の下またはみぞおちの痛みが起こります。
食後、特に脂っこいものを食べたあとに痛みを感じることが多いです。
痛みに次いで多い症状は、吐き気や嘔吐です。
発熱することもありますが、38℃を超える発熱の頻度は約3割程度です。 - A.
急性胆嚢炎の原因の約9割は胆嚢結石です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る胆嚢結石とは、胆嚢の中でよどんだ胆汁が固まってできた石のような固まりです。
胆嚢結石があると、胆汁が消化管へ排出される流れが妨げられるため、胆汁が過度にたまって胆嚢内の圧力が上がり、胆嚢の壁の血の巡りが悪くなることで炎症が起きます。また、このように腫れあがった胆嚢の中では細菌が繁殖しやすくなります。
この結果、胆嚢がある右肋骨下やみぞおちの痛み、吐き気や嘔吐、発熱などの症状が引き起こされます。
一方、胆嚢結石のない胆嚢炎を無石性胆嚢炎といいます。
無石性胆嚢炎の原因としては、胆嚢が捻じれる胆嚢捻転(ねんてん)、事故や転落による腹部の怪我、胆汁が濃縮されて泥状になった胆泥(たんでい)や胆嚢がんなどがあります。
無石性胆嚢炎も胆汁の流れが悪くなること、血の巡りが悪くなることで炎症が起こると考えられています。
監修医師
診療科・専門領域
- 消化器内科