急性胆嚢炎の胆嚢ドレナージに痛みはありますか?
局所麻酔で行いますが、麻酔時には痛みが生じます。
胆嚢ドレナージは、急性胆嚢炎に対して行われる治療のひとつです。
急性胆嚢炎では胆嚢の内部に感染した胆汁が溜まっており、これが炎症を引き起こします。
胆嚢ドレナージは、皮膚の表面から針を刺して胆嚢に管を通し、胆嚢に溜まった膿を体の外に逃がす処置です。
絶食、抗生物質の治療のみでは炎症が落ち着かない場合があり、そのような場合に胆嚢ドレナージが行われます。
右側の肋骨の間からやや太い針を刺す必要があり、局所麻酔を行ってから処置を行います。
局所麻酔では痛みを感じる皮膚の直下と、肝臓の表面に麻酔を行います。この麻酔の注射は、それなりに痛みを伴います。
麻酔が効いてくれば、あまり強い痛みは感じませんが、刺された場所の周囲の異物感を感じる方が多いです。
また、処置が終わったあと、1~2週間の間は肋骨の間から管が出ている状態になります。
この管は呼吸に合わせて動くため、それが擦れて若干の痛みを引き起こすことがあります。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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