急性胆嚢炎は血液検査でわかりますか?
急性胆嚢炎は、血液検査のみではわかりません。
急性胆嚢炎の診断は、体の症状、血液検査、画像検査の結果から総合的に判断します。
血液検査は急性胆嚢炎を診断するうえで大切な検査のひとつで、急性胆嚢炎では炎症反応の指標である白血球数やCRPが上昇することが多いです。
また、胆嚢炎のほかに総胆管結石 胆管炎が起きていないかの判断も血液検査から読み取れます。
しかし、急性胆嚢炎を血液検査のみで診断することはできません。食後の右上腹部痛、マーフィー徴候といった体の症状も非常に重要な情報です。
それに加えて、エコーやCT検査といった画像検査で、胆嚢の壁が厚くなっているか、胆嚢が腫れているか、胆嚢結石があるかといった情報を得ることも診断にとって大事です。
そのため、血液検査は急性胆嚢炎を診断するうえで大切な検査ですが、この検査だけで診断を行うことはできません。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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