無石性胆嚢炎とはなんですか?
胆嚢結石のない胆嚢炎のことです。
無石性胆嚢炎とは、胆嚢結石のない胆嚢炎のことです。
これは珍しいことで、胆嚢炎の90%は胆石胆嚢炎と言い、もともとあった胆嚢結石が胆嚢の出口に詰まることで発症します。
無石性胆嚢炎の原因ははっきりとはわかっておらず、また、患者さんごとに原因が異なる場合があります。
例えば、胆嚢に血液を送る流れがうまくいかなくなり、血流が途絶えたことで胆嚢炎になる場合があります。
そのほか、なんらかの原因で胆汁の流れが悪くなった結果として胆嚢炎を引き起こす場合もあります。
数は多くはありませんが、悪性腫瘍が胆嚢炎の原因となる場合もあります。
このように、無石性胆嚢炎は通常の急性胆嚢炎と異なる原因で起こる胆嚢炎のことです。
治療は原則的には一般の胆嚢炎と同様で、手術治療が第一となります。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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