壊疽性胆嚢炎とはなんですか?
壊疽性胆嚢炎とは、進行し、組織の壊死した胆嚢炎のことです。
壊疽性胆嚢炎とは、進行し、組織が壊死した胆嚢炎のことです。
胆嚢に炎症が起こると、発症初期は炎症の影響で胆嚢の壁がむくみ、厚くなります。
この時点では、痛みはあるものの、全身への影響はそれほど大きくない段階です。
しかし、さらに炎症がすすむと、胆嚢の細胞に血液を送る体の機能が損なわれてしまいます。
結果として血液が送られなくなった胆嚢粘膜の細胞は死んでしまい、胆嚢の壁が壊死します。
壊死した胆嚢壁は出血し、薄くなってしまい、時には破れて胆嚢穿孔を引き起こすこともあります。
このように壊疽性胆嚢炎は、胆嚢炎のなかでも重症化しやすく、注意を要する病態です。
壊疽性胆嚢炎と診断された場合には、早期の手術治療が推奨されます。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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