胸腺がんの初期症状と末期症状は、それぞれどのようなものですか?
発見時は無症状のことも多いですが、進行すると、腫瘍による症状や転移場所による症状が現れることもあります。
胸腺がんの初期症状は、多くの場合、無症状であることが特徴です。検診や他の病気の精査中に偶然発見されることが少なくありません。
症状が現れる場合は、咳、胸痛、息切れなどの非特異的な症状が主で、腫瘍が周囲組織を圧迫することで生じます。
また、重症筋無力症に伴う筋力低下やまぶたの下垂、複視(物が二重に見える)などの症状が胸腺がんの発見につながることもあります。
末期症状では、腫瘍の局所進行により、上大静脈症候群(顔面や上肢の腫れ、呼吸困難)、反回神経麻痺による嗄声(声のかすれ)、横隔神経麻痺による呼吸困難が現れます。
また、胸水や心嚢液貯留による呼吸困難や胸痛が悪化することがあります。
遠隔転移が進行すると、転移部位に応じた症状(骨転移による痛み、肝転移による黄疸など)や、全身症状として体重減少、倦怠感、発熱などが現れることがあります。
東京医科歯科大学病院 がんゲノム診療科 特任助教
石橋 直弥 監修
(参考文献)
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