急性ポルフィリン症はどのように診断しますか?
臨床所見(症状)、尿検査、遺伝子検査を組み合わせて診断します。他の病気を除外することも重要です。
急性ポルフィリン症は、臨床所見(症状)、尿検査、遺伝子検査などを組み合わせて総合的に診断します。
似た症状をきたす他の病気を除外することも重要です。
【臨床所見】
- 思春期以降に発症する。発症は急性であることが多い
- 種々の程度の腹痛、嘔吐、便秘(消化器症状)
- 手足の脱力、けいれん、精神異常(精神神経症状)
- 高血圧、頻脈、発熱など(自律神経症状)
- 他のポルフィリン症とは異なり、皮膚症状(光線過敏症)はみられない
【検査所見(発作時)】
- 尿中ALA(アミノレブリン酸)の増加:正常平均値の3倍以上
- 尿中PBG(ポルフォビリノーゲン)の増加:正常平均値の10倍以上
【遺伝子検査】
ヒドロキシメチルビラン合成酵素遺伝子の異常を認める
【除外診断】
医療法人社団明世会成城内科 消化器科
重松 秀 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
ポルフィリン症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです