化膿性関節炎の入院期間や治るまでの期間は?日常生活で気をつけることは?
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化膿性関節炎の入院期間はどのくらいですか?
化膿性関節炎の入院期間はどのくらいですか?
病状や治療法によって異なりますが、3~6週間の平均入院期間が報告されています。
化膿性関節炎は、急速に進行し重篤化する可能性があるため、通常は入院して治療が行われます。入院期間は、感染の程度、患者さんの全身の状態、治療への反応、関節への手術の有無など、さまざまな要因によって大きく異なります。日本の化膿性膝関節炎を対象とした研究では、この病気の患者さんの入院期間は、約3~6週間と報告されています。
しかし、これはあくまで平均値であり、個々の患者さんによって、短くなることも長くなることもあります。例えば、症状が安定し、抗菌薬の点滴(静脈内投与)が不要になれば、その後は飲み薬(経口投与)に切り替えて、外来通院で治療を継続できる場合もあります。そのような場合は、比較的早期退院が可能になることもあります。
病気の状況については、担当医に十分に確認することが重要です。
(参考文献)
化膿性関節炎が治るまでどれくらいかかりますか?
化膿性関節炎が治るまでどれくらいかかりますか?
治療期間は病状や原因菌によりますが、通常3~6週間以上必要となります。
化膿性関節炎の治療期間は、細菌感染の程度、原因菌の種類、患者さんの体の状態によって異なります。一般的には十分な治療のためにも、数週間の入院と治療が必要となります。
抗菌薬治療
原因菌が一般的な細菌の場合、通常は合計で3~6週間以上治療を続けます。
最初の2~4週間は、効果を確実にするため、抗菌薬の点滴(静脈内投与)を行います。その後、症状が改善したり、炎症を示す数値が下がってきたことを確認したうえで、残りの期間は飲み薬(経口投与)に切り替えることを検討します。
一般的な細菌以外による感染症の場合には、さらに長期間の治療が必要になることがあります。
人工関節の感染症
人工関節の化膿性関節炎は、完全に治すのにより長い時間がかかるとされています。患者さんの状況によっては、2~3ヶ月の入院期間を要する場合もあります。また、飲み薬をより長期間使用して再発を防ぐ必要が生じる場合もあります。
人工関節の感染症においても、原因菌が一般的なものかどうかが治療期間に大きく関わります。
(参考文献)
化膿性関節炎の場合、日常生活で気をつけることはありますか?
化膿性関節炎の場合、日常生活で気をつけることはありますか?
治療中は一定期間安静にし、その後は関節の動きが悪くならないようリハビリを開始します。
化膿性関節炎の治療中は、日常生活で以下のようないくつかの点に注意することが大切です。
- 関節の保護と安静:感染を生じた関節はスムーズな治療のためにも、一定期間の安静が必要になる場合があります。これは細菌感染が、ある程度鎮静化するまで必要となります。
- 早期のリハビリテーション:ただし、長期間の安静は筋肉が衰えたり、関節が固まって動きにくくなったりする原因にもなります。そのため、治療が進んで細菌感染が制御されてきたら、理学療法士の指導のもと、関節を動かす訓練を始めることが大切です。
- 基礎疾患の管理:糖尿病や腎臓病、免疫を抑える薬(副腎皮質ステロイドや免疫抑制薬)を長期間使っている方は、感染症にかかりやすく、化膿性関節炎のリスクが高いです。そのため、これらの基礎疾患をきちんと治療し、体の抵抗力を高めることが、化膿性関節炎の治療や再発防止に重要です。
(参考文献)
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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