骨髄炎

骨の内部に細菌などの微生物が感染して炎症が起きる、骨の病気です。

主に細菌感染が原因です。けがや手術、体の別の場所からの菌の広がりなどで起こります。

はい、歯周病や抜歯後など、口の中の感染が原因で、顎の骨の骨髄炎になることがあります。

数週間から数ヶ月かかります。再発を防ぐためにも、完全に治癒するまで治療を続ける必要があります。

再発を繰り返し、骨の変形や機能障害を生じます。最悪の場合は手足の切断に至ることもあります。

痛みの継続、骨の変形や機能障害、まれに手足の切断などが後遺症として残ることがあります。

はい。重症化して他の治療が難しい場合、感染が全身に広がるのを防ぐため足を切断することがあります。

感染した部位での痛み、腫れ、皮膚の赤みや熱感と発熱や倦怠感などの全身症状がみられます。

感染部位の軽い痛みや腫れ、微熱や倦怠感が初期症状である場合があります。

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

足や足の指に痛みや腫れがみられます。糖尿病の方では、足の傷が細菌感染症の高いリスクとなります。

長期間の抗生物質投与が中心です。重症例や薬が効かない場合は手術も検討されます。

傷のケアを徹底することや、免疫力を保つことが重要です。糖尿病の方は血糖管理に努めることが最も大切です。

まずは整形外科の受診が適切です。感染症専門医との連携が行えることがより望ましいです。

安静にしても改善しない痛みを骨に感じる場合、腫れや熱がなくとも一度病院で相談してみましょう。