骨髄炎は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
抗生物質で治療します。薬の種類によって吐き気や下痢などの消化器症状やアレルギーなどの副作用があります。
骨髄炎の治療の中心となる薬は、抗生物質です。感染の原因となっている細菌を特定し、その細菌に最も効果のある抗生物質が選ばれます。
出やすい
用いられる抗生物質の種類は多様であり、それらの種類によって効果が出やすい細菌が異なります。その効果は同じ菌の種類であったとしても個人によって異なる場合が多く、適切な検査をしたうえで、効果の出やすい抗生物質の種類を決定することが重要です。
また、使用する抗生物質の種類によって起こりやすい副作用のパターンも異なります。主な副作用は以下の通りです。
- 消化器症状: 吐き気、下痢、食欲不振など。これらの症状は比較的よくみられます。
- アレルギー反応: 発疹(ほっしん)、かゆみ、蕁麻疹など。まれに、呼吸困難や血圧低下などの重いアレルギー反応(アナフィラキシー)が起こることもあります。
- 肝臓や腎臓への影響: 薬の種類によっては、肝臓や腎臓に負担をかけることがあります。そのため、定期的に血液検査で肝機能や腎機能を確認することがあります。
副作用が疑われる場合は、自己判断で薬を中断せず、すぐに医師や薬剤師に相談することが非常に重要です。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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