骨髄炎はどのくらいで治りますか?
数週間から数ヶ月かかります。再発を防ぐためにも、完全に治癒するまで治療を続ける必要があります。
骨髄炎の治療期間は、病気のタイプ(急性か慢性か)、感染の重症度、原因となっている細菌の種類、そして患者さんの体の状態(基礎疾患の有無など)によって大きく異なります。
主な治療期間の目安
急性骨髄炎の場合
- 急性のタイプでは、点滴による抗生物質治療を数日間から数週間行い、その後、飲み薬に切り替えて、合計で約1~2ヶ月の治療期間が必要となることが多いとされています。ただし、感染の重症度や免疫力によって変動します。
慢性骨髄炎の場合
- 治療が長引く慢性骨髄炎の場合、治療期間は数週間から数ヶ月、場合によっては1年以上かかることもあります。
- 一般的には、点滴による抗生物質治療を2~6週間行い、その後、飲み薬に切り替えて合計で4~12週間(約2~3ヶ月)の治療期間が目安とされています。
治療を途中でやめてしまうと、感染が再発したり、病気が慢性化したりするリスクが非常に高まります。そのため、例え症状がよくなったと感じても、医師が判断するまで治療を継続することが非常に重要です。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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