骨髄炎には初期症状はありますか?
感染部位の軽い痛みや腫れ、微熱や倦怠感が初期症状である場合があります。
骨髄炎には初期症状がみられる場合があります。ただし、その現れ方は比較的ゆっくりで、他の病気と区別しにくいこともあります。
骨髄炎の初期に多くみられる症状は、以下の通りです。
- 感染部位の痛み: 感染した骨の周りに、じわじわとした痛みが現れ始めます。この痛みは持続的で、時間が経つにつれて、だんだんと強くなる傾向があります。特に、夜寝ている時や、体を休めている時に痛みがひどくなることが通常のけがの場合との違いです。
- 感染部位の腫れや熱感、赤み: 痛む部分が少し腫れたり、触ると熱っぽく感じられたり、皮膚が赤くなったりすることがあります。
- 全身的な症状: 体全体に現れる症状としては、微熱が出たり、体がだるく疲れやすいと感じたりする(倦怠感)ことがあります。これらは、体が細菌感染と戦っているサインです。
これらの初期症状は、一般的な関節の痛みや風邪の症状と間違われることもあります。そのため、症状がみられても、すぐに骨髄炎だと気づくのは難しいかもしれません。
もし、原因不明の骨の痛みや腫れが続く場合は、早めに医療機関(整形外科など)を受診して、詳しい検査を受けることが重要です。早期の発見と治療が、病気の進行を防ぐためにとても大切です。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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