免疫チェックポイント阻害薬の治療効果はどのくらいの期間で判定できますか?
最初の効果判定は、治療開始から2〜3ヶ月後に行われるのが一般的です。
免疫チェックポイント阻害薬による治療を受けている患者さんには、治療の効果(病気の進み具合)を定期的に確認するために、画像検査が勧められています。免疫チェックポイント阻害薬の効果は、CTなどの画像検査で評価します。
最初の効果判定は、治療開始から2〜3ヶ月後に行われるのが一般的です。ただし、この薬は免疫の働きを介して効くため、効果の現れ方が独特です。
免疫細胞ががんに集まることで一時的にがんが大きく見える「シュードプログレッション(偽の進行)」という現象が起こることがあります。
そのため、初回の検査だけで判断せず、その後の経過も観察し、最終的な効果判定には4ヶ月以上かかることもあります。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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