切迫早産の場合、主にどのような治療をしますか?
お腹の張りを抑える薬や、赤ちゃんの肺を成熟させるステロイド薬の投与などが主な治療です。
切迫早産の治療は、できるだけ長くお腹の中に赤ちゃんをとどめ、成長を助けることを目的とします。日本の診療ガイドラインでは、主に以下のような治療や管理が推奨されています。
お腹の張りを抑える薬(子宮収縮抑制薬)
リトドリン塩酸塩や硫酸マグネシウムなどを主に点滴で使用します。ただし、これらの薬を48時間以上使用しても、妊娠期間を延長したり赤ちゃんの健康状態を良くしたりする効果は薄いとされています。
ステロイド薬の注射
妊娠34週未満で早産してしまいそうな場合、赤ちゃんの肺や脳の成熟を促し、生まれた後の重い障害を防ぐために使用します。
抗菌薬
細菌による感染が疑われる場合や、赤ちゃんを包む膜が破れて羊水が漏れた(破水した)場合に使用します。
安静
古くから行われてきましたが、最近では一律に安静にすることの効果には疑問があり、むしろ筋力の低下や血栓(血の塊)ができるリスクがあるため、個別に判断されます。
転院(母体搬送)
赤ちゃんの治療設備(NICU)が整った大きな病院へ移動することがあります。
治療方針・薬の選択に関しては、主治医とよくご相談ください。なお、過去に早産した経験がある方などには、予防として黄体ホルモン剤(プロゲステロン)を用いることもあります。
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最終更新日:
Ubie株式会社 産婦人科
金沢 誠司 監修
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