マントル細胞リンパ腫は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

R-CHOP療法などの複数の抗がん剤やイブルチニブなどが使用され、吐気や脱毛などさまざまな副作用があります。

解説

マントル細胞リンパ腫の治療には、以下のような薬が主に使用されます。

抗がん剤(化学療法薬)+ 分子標的薬

R-CHOP療法

リツキシマブ、シクロホスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニゾロン。

R-Hyper-CVAD療法

リツキシマブ、シクロホスファミド、ビンクリスチン、ドキソルビシン、デキサメタゾンを含む高用量化学療法。

BR療法

ベンダムスチン、リツキシマブ。

VR-CAP療法

ボルテゾミブ、リツキシマブ、シクロホスファミド、ドキソルビシン、プレドニゾロン。

分子標的治療薬

イブルチニブ

ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬。がん細胞の増殖に必要な分子経路を阻害することで効果を発揮します。

治療による副作用

これらの治療では、以下のような副作用が見られる可能性があります。

抗がん剤

吐き気、嘔吐、脱毛、下痢便秘高血圧、高血糖、心毒性、感染症、貧血、出血傾向など

イブルチニブ

下痢、疲労感筋肉痛、高血圧、出血など

ボルテゾミブ

末梢神経障害(しびれ、痛み)、疲労感、血小板減少など

リツキシマブ

インフュージョンリアクション(発熱、寒気、頭痛)、感染症など

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公開日

最終更新日

名古屋大学病院 小児がん治療センター 血液内科

秋田 直洋 監修

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