急性リンパ性白血病と診断されるまでの流れを教えてください。

発熱や疲労感、出血症状が長く続くなどの自覚症状から、もしくは、健診で血液検査異常を指摘されて医療機関を受診するケースが一般的です。

医療機関では、血液検査が行われ、赤血球、血小板、白血球の数や種類などが細かく調べられます。加えて、リンパ節の腫れや感染症など、普段みられない症状が現れていないかや、患者さんの病歴や治療歴なども細かく診察されます。

これらの所見から急性リンパ性白血病が疑われた場合には、通常、骨髄検査が行われます。骨髄検査では、局所麻酔をした後に腰の骨などに針を刺して、骨髄組織を採り、異常な細胞の有無を調べます。

これらの結果に基づき、急性リンパ性白血病かどうかが判断されます。