急性リンパ性白血病の治療の副作用にはどのようなものがありますか?
急性リンパ性白血病に使われるお薬の一般的な副作用として、感染症や脱毛、口内炎、吐き気等があります。
急性リンパ性白血病の治療中に起こるお薬の副作用としては、以下のようなものがあります。
骨髄抑制
血液を作る力が一時的に抑えられて、赤血球や血小板、白血球の数が減少します。赤血球や血小板数の減少に対しては、輸血をすることで対応することが多いです。
白血球の減少は輸血で補えないため、感染症に注意しながら、白血球の回復を促す薬を使います。
脱毛
髪の毛の細胞は増える速度が速く、薬の影響を受けやすいため、毛の成長に問題が生じます。入院治療が終われば、通常毛が生えてきますが、個人差があります。
吐き気
吐き気止めを使って対応します。
このほかに、口内炎や下痢を起こすことがあります。また、それぞれの抗がん剤特有の副作用もあるため、治療方法によって現れる副作用は異なります。個別のケースについては、主治医や薬剤師などにご相談ください。
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最終更新日:
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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