骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症とは何ですか?

まだ身長が伸びる可能性が残っている状態の成長ホルモン分泌不全性低身長症、ということです。

病気の状態をより詳しく説明したものです。一つずつ分解して考えると分かりやすくなります。

「骨端線(こったんせん)」とは?

人の身長は、主に腕や足の長い骨が伸びることで高くなります。この骨の端には「骨端線」と呼ばれる軟骨の部分があり、ここが成長することで骨全体が長くなります。いわば「身長の伸びしろ」のような部分です。

「骨端線閉鎖(こったんせんへいさ)」とは?

思春期が終わり、大人の体に近づくと、この骨端線は固い骨に変わり、成長が止まります。これを「骨端線閉鎖」と呼びます。一度閉鎖すると、それ以上身長は伸びません。

したがって、「骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症」とは、「成長ホルモンが不足しているために身長の伸びは悪いけれども、まだ骨端線は開いていて身長が伸びる可能性は残っている状態」を指します。これは、成長ホルモン治療を開始することで、身長を伸ばす効果が期待できる状態であることを示しており、診断や治療方針を決める上で非常に重要な情報となります。

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福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長

井林 雄太 監修

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