白血病になると白血球数はどうなる?慢性・急性骨髄性白血病の血液検査の数値は?

監修医師瀬口 京介腫瘍内科 / 亀田総合病院

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白血病になると、白血球数はどうなりますか?

白血病では、白血球数は増加する場合も低下する場合もあります。

白血病になると、通常、白血球数の異常な増加が見られます。白血球数の正常値は約4,500~11,000白血球/μLですが、白血病ではこの数倍~数十倍となります。
しかし、白血病細胞が血液の工場である骨髄を破壊すると、白血球数が低くなることもあります。
これらの異常は、採血検査にて血球数を調べる事で、赤血球低値や血小板低値とともに明らかになることがあります。
なお、白血球数が増える病気は白血病のほかにもあり、白血病の診断は白血球数のみでは行われません。気になる症状がある場合は、ぜひ医師へご相談ください。

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慢性骨髄性白血病の場合、血液検査の数値はどのくらいですか?

慢性骨髄性白血病は、白血球や血小板増加を伴い進行し、急性転化期では芽球が30%以上に増加します。

慢性骨髄性白血病(CML)は、白血球や血小板の増加がみられるものの、自覚症状が乏しい慢性期に多くの患者さんが診断されます。

病状は移行期を経て、未分化な芽球の増加に伴い、急性白血病に類似した急性転化期へと進展します。

ここでは、CMLの移行期の定義と関連する血液検査の数値を紹介し、無治療の場合における血液検査結果の変化について説明します。

  • 白血球数:1万/μl以上に増加し、病状が進行します
  • 血小板数:100万/μl以上が持続するか、または10万/μl以下に低下し続けます
  • 好塩基球の割合:20%以上に達します
  • 芽球の割合:10~19%となります

さらに、急性転化期に進行すると、血液または骨髄中の芽球が30%以上に増加します。

急性骨髄性白血病の場合、血液検査での数値はどのようになりますか?

血液検査では、白血球数や芽球の割合が増加し、血小板数、赤血球数が低下していることが多いです。

急性骨髄性白血病では、血液検査で、白血球数、血小板数、赤血球数、白血球中の芽球の割合などを主に調べます。

白血球数は、増えていることが多いですが、病態によっては、正常もしくは減少していることもあります。

血小板数や赤血球数は低下していることが多く、そのため、出血しやすかったり、貧血様症状が出ることがあります。

芽球とは、造血幹細胞からほとんど分化していない非常に未熟な細胞のことで、健康な人の血液中には確認されることはないため、この値が増加していれば、白血病を疑います。

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亀田総合病院 腫瘍内科

瀬口 京介 監修

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