白血病になると、白血球数はどうなりますか?
白血病では、白血球数は増加する場合も低下する場合もあります。
白血病になると、通常、白血球数の異常な増加が見られます。白血球数の正常値は約4,500~11,000白血球/μLですが、白血病ではこの数倍~数十倍となります。
しかし、白血病細胞が血液の工場である骨髄を破壊すると、白血球数が低くなることもあります。
これらの異常は、採血検査にて血球数を調べる事で、赤血球低値や血小板低値とともに明らかになることがあります。
なお、白血球数が増える病気は白血病のほかにもあり、白血病の診断は白血球数のみでは行われません。気になる症状がある場合は、ぜひ医師へご相談ください。
亀田総合病院 腫瘍内科
瀬口 京介 監修
(参考文献)
American Cancer Society.“Signs and Symptoms of Chronic Lymphocytic Leukemia”.American Cancer Society.https://www.cancer.org/cancer/types/chronic-lymphocytic-leukemia/detection-diagnosis-staging/signs-symptoms.html,(参照 2024-02-05).
American society of Hematology.“Leukemia”.American society of Hematology.https://www.hematology.org/education/patients/blood-cancers/leukemia,(参照 2024-02-05).
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