クラミジアの検査方法にはどんな種類がありますか?
主に、分離培養法、抗原検査法、遺伝子検査法、抗体検査法があります。
クラミジアの検査方法には、分離培養法、抗原検査法、遺伝子検査法があります。いずれも尿や尿道、子宮頸部、うがい液などから採取した分泌物を調べるものです。
検査の中で最も信頼性が高いのは病原体分離ですが、時間がかかり、細胞培養といった高度な技術が必要となるため、実際は抗原検査や遺伝子検査の拡散増幅法がよく使われています。抗原検査には市販キットもあり、イムノクロマトグラフィーによる抗原検査法が主流です。
遺伝子検査法にも市販キットがあり、感度が高い一方で、治療後に判定する際は偽陽性の可能性があるため注意が必要とされています。
抗体測定も行われる場合がありますが、感染初期には抗体が検出されにくく、治療後も抗体が残るため、診断の補助として使われています。
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
(参考文献)
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