肺扁平上皮癌のステージはCT検査でわかりますか?
CT検査によって、ある程度評価することが可能です。
肺扁平上皮癌のステージは、CT検査によって、ある程度評価することが可能です。
胸部CTでは、腫瘍の大きさ(T因子)や、局所浸潤の範囲、肺門・縦隔リンパ節の腫大(N因子)、および他臓器への転移(M因子)などが確認され、がんの進行度を推定するうえで重要な情報を得られます。
ただし、CTだけでは正確な転移を判別することは困難なため、PET-CTや気管支鏡検査などの追加検査が必要となることもあります。
また、脳転移や骨転移の評価にはMRIや、骨シンチグラフィーが用いられる場合もあります。
したがって、CT検査はステージ分類の基本的かつ重要な検査ですが、最終的な病期診断には他の検査結果を総合的に判断する必要があります。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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