クラミジアの血液検査の精度はどのくらいですか?
精度は検査目的によって異なりますが、感染初期や治療効果判定には適しません。
血液検査では、抗体の有無を調べます。精度は検査目的によって異なりますが、感染初期や治療効果判定には適しません。クラミジア感染症の血液検査は、主にクラミジアに対する抗体の有無を調べる方法であり、IgAやIgGといった抗体を検出します。
血液検査は過去の感染歴を把握するのには有用ですが、検査時点での感染の有無を確実に診断するのには適していません。抗体が感染後数週間経たないと血液中で一定量に達しないため、感染初期では陰性となることがあるためです。
また、抗体は感染が治癒したあとも血液中に残る場合があり、現在の感染状態と区別がつかない可能性があります。
急性感染の診断や現在の感染の確定には、血液検査よりも尿や膣分泌物などから、クラミジアの遺伝子や抗原を検出するPCRなどの核酸増幅検法が適しています。
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
(参考文献)
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