メトヘモグロビン血症は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
中毒性ではメチレンブルーで治療することがあります。溶血性貧血やアナフィラキシーなどに注意が必要です。
中毒性(後天性)メトヘモグロビン血症では、病状に応じて、メチレンブルーという治療薬を使うことがあります。先天性の場合は、原因や重症度によって治療内容は異なります。メチレンブルーの副作用は以下の通りです。
メチレンブルーの働き
メチレンブルーは、酸素を運べなくなったメトヘモグロビンを、酸素を運べる通常のヘモグロビンに戻す働きがあります。
ただし、G6PD欠損症(赤血球を守る酵素が生まれつき少ない体質)では、メチレンブルーの投与によって病状が悪化するおそれがあるため使用できません。
メチレンブルーでみられる副作用
重大な副作用として、ショックやアナフィラキシー、溶血性貧血、メトヘモグロビン血症の悪化、腎不全などが報告されています。そのほか、頭痛、吐き気、嘔吐、腹痛、胸痛、不整脈、蕁麻疹などが現れることがあります。また、薬の色によって尿が青緑色になることもあります。
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(参考文献)
メチレンブルー静注50mg「第一三共」添付文書https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00065140.(参照 2026-10-01).
望月夕起子, 安間弥生, 田邊杏由美, 清田和也. 中毒性メトヘモグロビン血症に対するメチレンブルーの安全性および有効性―使用成績調査(全例調査)最終結果報告―. 中毒研究. 2024;37(4):404-413.
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成城内科 消化器科
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