小児アトピー性皮膚炎が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
皮膚科または小児科を早期に受診し、専門的な診断と治療を受けましょう。
小児アトピー性皮膚炎が疑われる場合は、小児科または皮膚科を受診しましょう。皮膚の専門的診断と適切な治療が早期改善につながります。
アトピー性皮膚炎は、慢性的に繰り返すかゆみや湿疹が特徴ですが、乳児湿疹や接触皮膚炎、脂漏性皮膚炎など、他の皮膚疾患と似た症状も多く、自己判断での治療は難しい病気です。そのため、症状が2週間以上続く、よくなってもまたぶり返す、強いかゆみがあるなどの場合は、医師による早期の診断と治療が重要です。
受診先としては、以下のような選択が考えられます。
- 小児科:乳児や小さな子どもの場合、成長や栄養も含めた総合的な視点から診療を行えるため、小児科のかかりつけ医に相談するのもよい選択です。
- 皮膚科:皮膚の状態を専門的に評価し、適切な外用薬やスキンケア指導を行います。特に湿疹が広範囲、慢性化している場合、皮膚科の受診がすすめられます。
どちらを選ぶか迷う場合は、まず小児科で相談し、必要があれば皮膚科に紹介してもらうという流れも一般的です。小児アレルギー専門医のいる医療機関がより適しています。
放置すると症状が悪化し、皮膚の変形や感染につながることもあるため、早期受診が非常に重要です。
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
小児アトピー性皮膚炎
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです