小児アトピー性皮膚炎のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
小児アトピー性皮膚炎の簡易的なセルフチェックは可能ですが、確定診断には医師の診察が必要です。
小児アトピー性皮膚炎は、かゆみを伴う湿疹が繰り返し出ることが特徴ですが、他の皮膚疾患と症状が似ていることも多く、正確な診断には医師の評価が必要です。家庭でできる簡易的なセルフチェック項目としては、以下のような点に注目するとよいでしょう。
- 湿疹や赤みが2週間以上続いている
- 湿疹がよくなったり悪くなったりを繰り返す
- 湿疹が左右対称に出ている(特に肘・膝の内側、首など)
- 強いかゆみがあり、夜間に掻いてしまっている
- 家族にアトピー、喘息、花粉症、食物アレルギーなどのアレルギー歴がある
- 湿疹部位がカサカサ、ゴワゴワしてきている(苔癬化)
赤ちゃんや幼児では、かゆみを言葉で伝えられず、機嫌が悪い、睡眠が浅い、掻く様子が多いといった間接的なサインにも注意が必要です。
これらの項目に複数当てはまる場合、アトピー性皮膚炎の可能性があります。ただし、「乳児湿疹」や「脂漏性皮膚炎」などの一時的で自然に改善する皮膚症状との見極めが難しいことも多いため、自己判断だけで治療を続けるのは避けたほうがよいでしょう。正確な診断と適切な治療には専門的な医学的評価が不可欠です。気になる場合は早めの受診をおすすめします。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、小児アトピー性皮膚炎かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
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小児アトピー性皮膚炎
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