膀胱癌が進行するとどうなりますか?
進行すると、がんが膀胱だけでなく他の臓器にも広がり、体が衰弱して死に至ることがあります。
進行すると、膀胱癌は膀胱だけでなく周囲の組織やリンパ節、肺、肝臓、骨、脳などの臓器へ広がる場合があります。
その結果、血尿や頻尿などの膀胱の症状だけでなく、倦怠感や体重減少、発熱といった全身症状が現れ、体力が衰弱し、最終的には死に至ることがあります。
膀胱癌は進行度に応じてステージが分類されていますが、ステージが進むにつれて治りにくくなり、生存率も低下します。
日本でのがんによる5年生存率(5年後も生きている確率)は、筋肉の層まで進行していなければ約82%と高い一方、周囲の臓器へ広がる場合や遠い臓器への転移がみられるステージ4では、約18%と大きく下がることが報告されています。
この数値はあくまでがんによる生存率であり、実際は高齢の方がなりやすいため、その他の持病などによる死因も含めると、より低下します。
詳しくは、ユビー病気のQ&A「膀胱癌(膀胱がん)の生存率はどのくらいですか?」をご参照ください。
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
(参考文献)
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