骨髄検査は痛いのですか?
局所麻酔を行うため痛みを軽減できますが、針を刺すときや骨髄液を吸引する際に痛みを感じる場合があります。
骨髄は、白血球、赤血球、血小板などの血液細胞を作っている(造血)場所です。
骨髄検査は、骨髄の造血状態を調べたり、白血病や悪性リンパ腫などの血液疾患の診断、骨髄での腫瘍細胞の探索などによる腫瘍の進展状況の確認、抗がん剤の効果評価といったことを目的に行います。
- 骨髄検査には、骨髄穿刺および骨髄生検があります
- 骨髄穿刺では、骨髄穿刺針を用いて骨に穴をあけ、腸骨または胸骨の骨髄液を注射器で吸引します
- 骨髄生検では、少し太い針(骨髄生検針)を用いて腸骨から骨髄を採取します
これら骨髄検査の際は、局所麻酔を行うため痛みを軽減できますが、針を刺すときや骨髄液を吸引する際に痛みを感じる場合があります。
検査する場所(胸骨や腸骨で行います)を含め、詳細は担当の先生にご確認ください。
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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