ステージ 4の腎盂癌の場合、余命はどれくらいですか？

腎盂癌のステージ4の場合は、基本的に手術による完治が望めないため、抗がん剤を中心とした治療を行い、場合によって放射線療法を併用します。

余命に関しては、年齢や治療の種類、がんのサブタイプなど個人差がありますが、2015年に診断されたステージ4の方の平均余命は1年弱で、5年生存率は約12%と報告されていました（2015年報告）。

また、一般的にステージ4の中でも肺転移があった場合は約半年、肝転移があった場合は約3ヶ月と言われています。

ただし、2015年からの10年で、がん免疫療法や、エンホルツマブべドチンなどの新規薬剤が使用可能となり、現在は先のデータよりも延長していることが報告されています。