ファブリー病は指定難病ですか?
ファブリー病は国の定める指定難病となっています。
ファブリー病はライソゾーム病という疾患グループの中のひとつの病気です。
αガラクトシダーゼ活性が低下されることによって引き起こされるX連鎖遺伝形式の遺伝性疾患であり、指定難病の対象となっています。
また、先天的な遺伝疾患であり、小児期から症状が現れることもあるため、小児慢性特定疾病の対象疾患としても該当しています。
患者数が非常に少ないまれな病気で、心臓や腎臓の障害や脳血管障害などを引き起こすことも多いため、かつては平均死亡年齢は約48歳と予後が不良な病気でした。(男性の患者さんの場合)
しかし、近年では酵素補充療法やシャペロン療法、対症療法(病気の根本的治療ではなく現れた症状への対応としての治療)の進歩もあり、予後の劇的な改善が期待されるようになっています。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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