ファブリー病の難病申請基準を教えてください。
診断基準を満たし、一定の重症度以上の場合に認定対象となります。
ファブリー病の診断基準を満たしており、一定程度の重症度(現行の特定疾患治療研究事業の重症度分類を用いてStage 1以上)である場合に認定されます。
ファブリー病の診断は、男性であれば酵素活性検査で白血球ガラクトシダーゼの測定を行い、活性なし、または活性が低い場合に診断されます。女性では、ガラクトシダーゼ遺伝子解析によって診断を行います。
重症度分類Stage1は、若年・成人では「症状があるが、就労(就学)可能」な状態、乳幼児では身体的異常はあるが、ほぼ月齢(年齢)相当の活動が可能である状態とされています。
なお、指定難病の疾病の名称は、「ファブリー病」ではなく、ファブリー病を含んだ「ライソゾーム病」になります。自治体の窓口や書面上では「ライソゾーム病」として手続きをすることになります。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
ファブリー病
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ